XBee Series 2

• 外観写真

無線通信を行うためには、モジュールが最低２個必要です。

• ＡＴモードで使う

先にマスター側のモジュールを設定します。

Functon Setが　初期状態の ZIGBEE ROUTER AT になっているので、

ZIGBEE COORDINATOR AT に変更します。













ＤＨ、ＤＬが　０，０の場合、ブロードキャストになるので、スレーブモジュールがなくても

自分自身で応答します。








マスターモジュールのＤＨ，ＤＬにモジュールに表記されているシリアル番号を入力します。





PAN IDは０でも通信できますが、他のネットワークがあった場合に競合しますので、

適当な値を入力します。





スレーブモジュールは、　ZIGBEE ROUTER AT でも応答します。

PAN ID は、マスターモジュールと同じ値にします。





スレーブモジュールのＤＨ，ＤＬを０，０にしておくと、マスターモジュールに送信します。





スレーブモジュールを、中継局として使用しない場合、

ZIGBEE DEVICE AT に変更します。








ＤＨ、ＤＬにマスターのシリアル番号を入力しておいても問題ありません。

ZIGBEE END DEVICE ATモードにすると、通信終了から数秒でSLEEPモードになります。
SLEEPモードになると、DINからの入力を10秒ぐらい受け付けません。
SLEEPモードに入るまでの間は、スレーブからの送信もできます。


ZIGBEE END MODEから X-CTUでモードを変更する場合、
ZIGBEEモジュールにリセット信号を入力後,X-CTUで10秒以内にモード変更の
通信を送信開始しないと変更できません。

• 通信テスト

マスタ側
　　　　モード　　　ZIGBEE COORDINATEOR AT
　　　　DH, DL　　スレーブ側のシリアル番号

　　　　（マスター側がZIGBEE ROUTER ATでも問題なく通信できる）

スレーブ側
　　　　モード　　　ZIGBEE ROUTER AT
　　　　DH, DL　　マスタ側のシリアル番号

接続
　　　　２台のパソコンにＵＳＢシリアル接続したXBeeモジュールを接続。
　　　　それぞれX-CTUを起動し、それぞれRANGE TESTで通信テスト



電源電流
　　ピーク電流は不明であるが、平均５５ｍＡ程度を指している。